サイトでは恒例の企画ですが、今年印象に残った映像音楽、アルバムをふりかえってみます。
勝手ながら、私の2006年の劇伴大賞は、
○『吾輩は主婦である』
に決定〜!!
『タイガー&ドラゴン』につづき、クドカン絶好調のドラマ。主演が斉藤由貴! しかも劇中で歌うシーンあり!とあっては、古くからのファンにはこたえられない作品でした。昼ドラなのにちゃんと主題歌マキシとサントラ盤が発売されたのもうれしかった。
ほかに印象に残った作品は、
○『のだめカンタービレ』
いい意味で予想を裏切る快作になりました。
○『デスノート』
○『デスノート the Last name』
特撮やアクションものでも一貫して「死の痛み」を描き続ける金子修介監督らしい作品。川井憲次の音楽は題材的にもベストフィットです。
○『時をかける少女』
吉田潔の音楽に美野春樹のピアノ、奥華子の主題歌「ガーネット」も印象に残る。21世紀アニメ映画の収穫の一つでした。
○『パプリカ』
筒井原作の毒やひねりはないですが、映像と音楽で押し切った和製アニメの底力を感じさせる作品。音楽は今監督の名コンビといえる平沢進。
○『シルバー假面』
いろいろな意味で2006年の最後に記憶に残る作品になりました。曲数は少ないけれど、冬木透の音楽も印象に残る。サントラ熱望します。
○『プラダを着た悪魔』
洋画がいまひとつふるわなかったんですが、この音楽はよかったなぁ。セオドア・シャピオのヴィヴィッドでイキのいい音楽が、映画をテンポよく牽引している。サントラ盤は歌もの中心でインストは1曲だけですが、6分余りのメドレーが収録されています。
TVアニメは自分が仕事でかかわった作品しか観れませんでした。『ガラスの艦隊』『ザ・サード』『ふたりはプリキュアSplash☆Star』など。いずれも音楽がすばらしかった。今年の収穫です。アルバムとして世に出せたことをうれしく思っています。
自分の仕事でいうなら、『ゲゲゲの鬼太郎 60's&70'sミュージックファイル』も思い出に残る仕事になりました。
1年間、仕事でお世話になったみなさま、応援してくださったみなさまに感謝いたします。
では、みなさん、よいお年を!