2007年11月28日

【訃報】三沢郷先生

 ご家族からお知らせいただきました。

 11月20日未明、作曲家の三沢郷先生が永眠されたそうです。
 享年79歳。

 『サインはV』『アテンションプリーズ』『デビルマン』『流星人間ゾーン』『エースをねらえ!』などの華麗な「三沢節」が忘れられません。

 70年代後半から日本を離れ、ハワイを経て、アメリカ西海岸に移住されていました。
 昨年より病気療養中でした。

 劇伴倶楽部の「劇伴Creator Who's Who」に書いた、三沢先生の項を以下に転載します。

三沢 郷(みさわ・ごう)
作曲家。
1928年2月26日生。福岡県出身。東京大学文学部哲学科美学科卒。

ラジオ・プロデューサーを経て、男性コーラスグループ“フォーコインズ”を結成、リードボーカル、アレンジャーを務めた。
フォーコインズは、ダークダックスやボニージャックスに対し、ジャズを基調としたコーラスとして活躍、CMソングなども歌っていたが、メンバーのひとりが交通事故で亡くなったことから解散。作曲に専念するようになった。
以後、テレビドラマ、CM、アニメなどに多くの曲を提供している。

CMに「エメロン石鹸」「龍角散トローチ」など。
テレビ番組では、70年代の子ども向け番組に印象的な仕事を残している。
ドラマでは、

  • 1969『サインはV』
  • 1970『アテンションプリーズ』
  • 1972『赤い靴』

テレビアニメでは、

  • 1972『正義を愛する者 月光仮面』
  • 1972『デビルマン』
  • 1973『ジャングル黒ベエ』
  • 1973『ミクロイドS』
  • 1973『エースをねらえ!』

特撮TV映画では、

  • 1973『流星人間ゾーン』
  • 1973『ファイヤーマン』(挿入歌1曲のみ)

いずれも、メロディのカッコよさ、アレンジの巧みさでファンの人気は高い。

三沢サウンドの魅力は、ときに力強く、ときにセンチメンタルなフレーズを緩急自在につなぐ、シャープでスピード感のある旋律。
歌い出しから聴く者の心をつかむ巧みな導入部から、サビに向けて加速していくみごとな高揚感、期待を裏切らないサビの盛り上がり、どの曲も一度聞いたら忘れられない印象を残す。
また、アニメ・特撮ファンの間では「豪快なイントロの三沢郷」と呼ばれるほど、そのアレンジには特徴がある。
とりわけ、「月光仮面」「デビルマン」「ミクロイドS」「流星人間ゾーン」などのヒーローソングにおいては、金管とストリングスがうなる壮大なイントロが聞く者を圧倒する。
さらにすごいのは、イントロだけでなく、中身の方もテンションが落ちないこと。
アニメ・特撮主題歌の多くでは、アップテンポの曲をスローで演奏するとバラード風のしんみりした曲に聞こえるのだが、三沢郷の場合はその例にあらず。とにかく、頭から豪快に飛ばさないと曲のよさが生きないのだ。
世代を超えてファンに支持されているのは、力強く、しかも繊細な曲想のゆえだろう。
(1998/6/6)

 この記事を書いたことがきっかけで三沢先生からメールをいただき、7年間にわたって文通させていただいていました。
 70歳を超えてから一線を退かれたそうですが、音楽への情熱は相変わらずで、プライベートCDを送っていただいたり、最近聴いた音楽の話をうかがったりしてました。

 最近のメールでも「快方に向かってます」と書かれていたので、ほっとしていたのですが…。

 残念です。

 ご冥福をお祈りいたします。

posted by 腹巻猫 at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記・コラム・つぶやき

2007年11月27日

サントラ発売まで待てない!松下奈緒が弾く「ちりとてちん」

 今観ている日本のドラマで一番面白いのは?

 『ガリレオ』は毎週楽しみにしてるし、『SP』のシリアスなタッチもいい、『働きマン』も面白い…、が、なんといってもあなた、『ちりとてちん』ですよ!

 NHK朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』。主演は『スウィングガールズ』に出てた貫地谷しほり。音楽は『ガンダムSEED』『仮面ライダー電王』の佐橋俊彦さんが担当です!(もちろん、朝ドラ初登板)。何をやっても中途半端でうまくいかない主人公のビーコこと和田喜代美が、大阪に出て女流落語家をめざす物語。毎週面白くて面白くて、朝ドラをこんな楽しみに観るのは何十年ぶりでしょう…(笑)。

 佐橋さんの音楽もすばらしい。喜代美の故郷・小浜を意識して、「海」が感じられるテーマを書いたとのこと。できあがったのは、どことなくナポリの海の雰囲気がただようメインテーマでした。
 これが、なんとも懐かしく、暖かい、昭和40年代くらいの朝ドラを思い起こさせる、実にいい曲なんですよ。

 当然、サントラ盤を心待ちにしてるわけですが、発売は12月19日。うきーっ!! 待てないよーっ!! と思ってたら、テーマ曲を演奏している松下奈緒さんのセカンドアルバムにメインテーマが収録されました。

poco A poco(DVDつき初回限定生産) (松下奈緒)

 : poco A poco

 ピアニスト・歌手・モデル・女優とマルチに活躍する松下奈緒の魅力がぎゅっと詰まったアルバム。
 映画『ピアノの森』の主題歌「Moonshine〜月あかり〜」や、『ズームイン!!SUPER』のお天気テーマ「Together」、『恋するハニカミ』10月度テーマソング「Rain」、自身が主演した映画『未来予想図』のテーマアレンジなども収録された、映像音楽ファンにも注目の内容。
 DVDにはライブ映像やオフショットが収録されていて、こちらでは、松谷卓や窪田ミナの作品も演奏されてます。
  「ちりとてちん」メインテーマは、CDの最後にボーナストラックとして収録。3分を超えるロングヴァージョンです。松下奈緒の弾くピアノのやさしいタッチが、番組にとても合っている。

 サントラ、ますます楽しみになってきました。

ちりとてちん オリジナル・サウンドトラック (12/19発売)

posted by 腹巻猫 at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | CD

1枚で2度おいしい「ガリレオ」

 眼鏡&理系ブームに乗って(?)探偵ガリレオ登場!

 フジテレビ系で放映されているドラマ『ガリレオ』のことです。

 原作者の東野圭吾は、佐野史郎をイメージして主人公・湯川学を書いたそうですが、ドラマ版はシンガー・ソングライターの福山雅治が主演。相棒役も、原作では男性刑事・草薙(ドラマでは北村一輝)が務めていたのを、ドラマ版では柴崎コウ演じる女性刑事・内海薫に割り振られています。それゆえ、基本的には原作にのっとっている各エピソードも、微妙に展開やテイストが異なっている。それがドラマ版ならではの見どころにもなっています。

 さて、音楽は福山雅治と菅野祐悟の共作。サントラ盤は、前半が「福山雅治SESSION」、後半が「菅野祐悟SESSION」という構成で、ふたりの才能が楽しめるアルバムになりました。


<収録曲>

[福山雅治SESSION]

  1. vs. 〜知覚と快楽の螺旋〜   
  2. 覚醒モーメント
  3. KISSして(jazz ver.)
  4. vs. 〜知覚と快楽の螺旋〜(guitar × piano ver.)
  5. 覚醒モーメント(mid funk ver.)
  6. KISSして 〜epilogue〜(solo piano ver.)

[菅野祐悟SESSION]

  1. 探偵ガリレオ
  2. 帝都大学
  3. 燃える
  4. 物理学科第十三研究室
  5. 転写る
  6. 霊視る
  7. 湯川学×内海薫
  8. 予知夢

 タイトルバックで流れるギターのカッコいいテーマ曲は福山雅治の作。「vs.〜知覚と快楽の螺旋〜」という思わせぶりなタイトルが秀逸です。
 福山さんはエンディング主題歌「キスして」も手がけています。「キスして」のアーティストとしてクレジットされている「KOH+」は、福山雅治(作詞・作曲・ギター)と柴崎コウ(ヴォーカル)のユニット。軽快なスキャットで始まるイントロが実にいい。主題歌と劇中曲を同じ作家が手がけているので、主題歌が浮かずにしっくりなじんでいる。
  特筆すべきは、福山SESSIONのアレンジャーとして、福山さんとともに井上鑑の名がクレジットされていることですよ。井上鑑といえば、「ルビーの指 環」のアレンジャーであり、『SF新世紀レンズマン』の音楽監督。といえば、『ガリレオ』における福山SESSIONのサウンドの方向性がなんとなく見えてきます。

 一方、湯川が事件の謎を解く場面などに流れるチェレスタのミステリアスな曲(「探偵ガリレオ」)は菅野祐悟の作。これが菅野流<ガリレオのテーマ>で、アルバムでは6分に及ぶミニ組曲として収録されてます。原作の雰囲気はどちらかというとこちらです。「燃える」「転写る」「霊視る」などエピソードのタイトルがつけられた曲は、いかにも探偵ものらしいナンバー。菅野SESSIONは、ときにミステリアス、ときにクラシカルに、やや時代がかった探偵物語風のタッチに仕上げられています。

 キャラクター性を押し出した福山SESSIONとミステリーものの雰囲気をみごとに作り上げた菅野SESSION。2つの個性が刺激しあうことで、1枚で2度楽しめる快作に仕上がりました。ぜひ、MAXI「キスして」とあわせて聴いてほしいです。

ガリレオ オリジナル・サウンドトラック

 : ガリレオ オリジナル・サウンドトラック

キスして (KOH+) [DVDつきMAXI single]

 : キスして

 来る12月14日には、サントリーホール小ホールで菅野祐悟さんのリサイタル(ピアノとオーケストラによる)が予定されているのですが、すでにチケットは完売だそうです。もちろん確保してますよ。行きますよー。

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2007年11月26日

ついに出た!池頼広ベスト!

 とにかく、このところ「破竹の進撃!」という形容がぴったりくる作曲家・池頼広氏の仕事を振り返るベスト盤がバップから発売されました。2枚組40曲収録!

 ベスト盤が出るという話は『鴉 -KARAS-』の取材のときに聴いていて…、この仕事やりたかったんですよー。まあ、世の中そううまくいくはずもなく、仕事は回ってきませんでしたが、そんな思いを吹き飛ばすボリュームと内容です。
 劇伴の初期作品『らせん』から、最近作『受験の神様』まで、26作品から選曲。選曲はたぶん池さん自身によるもの。私が選んだら、こうはならなかったですよ。面白い構成です。


[Disc.1] Adagios

  1. PATIENT  (ドラマ「隣人は秘かに笑う」より)
  2. 京都迷宮案内のテーマ  (ドラマ「京都迷宮案内」より)
  3. オヤジボッサ  (ドラマ「オヤジ探偵」より)
  4. SOUND INCREDIBLE  (ドラマ「天国に一番近い男」より)
  5. Determination  (映画「ドラゴンヘッド」より)
  6. Last Present  (ドラマ「ラストプレゼント」より)
  7. 一番大切な人は誰ですか?  (ドラマ「一番大切な人は誰ですか?」より)
  8. 女王の教室 組曲 誕生  (ドラマ「女王の教室」より)
  9. グリーン・ウィロー  (ドラマ「野ブタ。をプロデュース」より)
  10. 君につづく坂道  (アニメ「かみちゅ!」より)
  11. 友情フレンド(進之助のテーマ)  (ドラマ「ギャルサー」より)
  12. 遥かなる想い  (ドラマ「たったひとつの恋」より)
  13. 日常と愛  (アニメ「最終兵器彼女」より)
  14. ファーストキス  (映画「ただ、君を愛してる」より)
  15. 悲恋  (ドラマ「演歌の女王」より)
  16. 死ぬかと思った  (ドラマ「死ぬかと思った」より)
  17. 神様は中学生  (ドラマ「受験の神様」より)
  18. EL Tema de REIDEEN  (アニメ「REIDEEN」より)
  19. 原爆の火  (映画「原爆の火〜零時三分前〜」より)

    ボーナストラック
  20. Luna  (アイクバンド)

[Disc.2] Allegros

  1. Out of Control  (映画「らせん」より)
  2. 隣人は秘かに笑う  (ドラマ「隣人は秘かに笑う」より)
  3. 刃  (アニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」より)
  4. 天地城  (アニメ「SDガンダム フォース」より)
  5. All The While  (ドラマ「ラストプレゼント」より)
  6. 怪盗現る  (ドラマ「一番大切な人は誰ですか?」より)
  7. 負け犬の遠吠え  (ドラマ「負け犬の遠吠え」より)
  8. 洗脳  (ドラマ「女王の教室」より)
  9. 青春ボンバー  (ドラマ「野ブタ。をプロデュース」より)
  10. ちゅう学生が行く  (アニメ「かみちゅ!」より)
  11. 相棒4のテーマ  (ドラマ「相棒season4」より)
  12. 鴉 顕在  (アニメ「鴉-KARAS-」より)
  13. 大いなるアリゾナ(ギャルサーのテーマ)  (ドラマ「ギャルサー」より)
  14. Cool Whispers  (ドラマ「たったひとつの恋」より)
  15. 三國志11  (ゲーム「三國志11」より)
  16. レッツゲット ファンキー ( ドラマ「演歌の女王」より)
  17. La vita e sempre cosi  (ドラマ「死ぬかと思った」より)
  18. 受験の神様  (ドラマ「受験の神様」より)
  19. 死闘  (アニメ「REIDEEN」より)

    ボーナストラック
  20. Lucinda (アイクバンド)

 DISC1は、「Adagios」と題して、ミステリー曲や情感曲中心の選曲。のっけから『隣人は秘かに笑う』のミステリアスなテーマで開幕です。混声合唱が歌いあげる「女王の教室 組曲」で盛り上がる。そして、池さんもお気に入りの『かみちゅ!』からの「君につづく坂道」でぐっときてほしい。後半は『たったひとつの恋』『最終兵器彼女』『ただ、君を愛してる』など、ハートウォーミングな曲が続きます。『受験の神様』の「神様は中学生」は私のお気に入り。「女神」をイメージしたという『REDEEN』の「El Tema de REDEEN」の夢見るスコアも聴きものです。

 DISC2は、「Allegros」と題して、サスペンス曲や威勢のいい曲を中心にセレクション。『らせん』からの妖しいナンバーからスタートするのがシブい! 『BLOOD THE LAST VAMPIRE』のサスペンスフルな曲のあとに『SDガンダムフォース』の和風なバトル曲が続くのがちょっと笑える。途中『負け犬の遠吠え』が入って雰囲気が変わるのが愉快です。『野ブタ。をプロデュース』の「青春ボンバー」も私のお気に入り。わざと「スーパーマン」みたいにしたそうです。『鴉 -KARAS-』からの「鴉 顕在」は、サントラ盤では2曲に分けて収録されていたものを劇中使用どおり1曲として収録。8分に及ぶスケールたっぷりのバトル曲に酔いしれてください(途中さまざまに曲調が変化するのは、絵に合わせて書いているから)。『REIDEEN』の「死闘」は池さんのバトル音楽の現時点の頂点とも言える1曲。

 ありきたりに、メインテーマを年代順に収録したベスト盤にせず、こだわりの曲を集めた「池頼広見本市」ともいえる盤になってます。それぞれが1枚の盤として聴けるよう曲の流れが考え抜かれていて、ちゃんと選曲・構成者の意図が伝わる。すばらしい。
 サントラ盤が発売されていない『京都迷宮案内』『オヤジ探偵』『負け犬の遠吠え』『原爆の火』などの音源が貴重です。そして、DISC1、DISC2の最後に1曲ずつ、池さんのアイクバンド時代のオリジナル曲が収録されている。「劇音楽作家以前の池頼広」が聴けるうれしいプレゼントです。

 ライナーには池さんのコメント、池さんと仕事をしたプロデューサーや演出家からのコメント、そして、安藤岳さんによる解説が掲載されてます。安藤氏は音楽プロデューサーとして、また、映像作品製作のプロデューサーとして池さんとかかわってきた方。仕事仲間でもあり、ファンでもあるという立場から池さんの音楽を紹介したすばらしい解説を書いてます。私なんかにはとうてい書けない文章で、脱帽です。「ああ、おれがやんなくてよかった」と思ったことですよ。

 作品リストがほしいとか、『新SOS大東京探検隊』の曲もほしかったとか、ないものねだりはありますが、池さんの「これまで」と「これから」を伝える格好のアルバムになったと思います。
 池頼広ファンにも、これから池頼広を聴いてみたいという方にもおススメのベスト。音楽ファン、ドラマファン、アニメファン、サントラファンは買うべし。聴くべし。

◎◎Ike Yoshihiro The BEST - 20th Anniversary Selection-

 : Ike Yoshihiro The BEST

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2007年11月12日

2年越しの完結!「鴉-KARAS-」

 池頼広さんが音楽を担当した『鴉-KARAS-』のサウンドトラックが10月24日に発売されました。
 池さんのインタビューと解説を担当しています。

 『鴉-KARAS-』はタツノコプロ40周年記念作品。力を入れてるだけあって、映像のクオリティの高さに圧倒されます。2005年のリリース開始から、2年余りかけて、全6巻のOVAが完結しました。

 池さんの音楽はすばらしいの一言。初回録音はプラハ交響楽団が演奏しています。ダニー・エルフマン風の壮大でダークな音楽があるかと思えば、池氏みずから植木鉢を叩いて録ったという、妖怪の不思議な音楽もあり、映像を観ながら即興演奏を試みた音楽もあるなど、音楽のアプローチも多彩。映像に負けないクオリティに仕上がってます。詳細はぜひインタビューを読んでいただきたいんですが、この仕事がのちの『REIDEEN』などにつながる、池さんにとっても転機になる作品だったんですね。


<収録曲リスト>

  1. 鴉 顕在(漆黒の闘い編)
  2. 鴉 顕在(冥王誕生編)
  3. Don't pass away
  4. 彷徨う記憶
  5. 契約の鏡
  6. 崇高な邪念
  7. 煉獄からの誘い
  8. 雷帝の撃槌
  9. 魍魎の宴
  10. 魂の邂逅
  11. 心の襞
  12. REVELATION
  13. 置き忘れた心
  14. 深遠なる想い
  15. 百鬼夜行
  16. 崩壊の予兆
  17. 絶望の光
  18. 鴉真生
  19. 冥界への墜落
  20. 新たな躍動
  21. 希望
  22. 鴉-KARAS-
  23. 終宴
  24. Under Fire (サシャ・アントニス)

 聴きどころは、第1巻冒頭に流れるバトルテーマ「鴉 顕在」、メインテーマである「鴉-KARAS-」、機械化妖怪のテーマ「魍魎の宴」「百鬼夜行」、終盤のクライマックスを飾る7分を超える大曲「冥界への墜落」など。“タツノコファン”池頼広の情熱がたっぷり注がれた意欲作をぜひお聴きください。

鴉-KARAS- オリジナル・サウンドトラック

 : 鴉-KARAS- オリジナル・サウンドトラック

posted by 腹巻猫 at 02:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事