12月29日のコミックマーケットでは新刊「作曲家 高梨康治の世界」を発行します。
今回の特集は、『ハートキャッチプリキュア!』『フレッシュプリキュア!』でぐっとファンの幅が広がったのではないかと思われる作曲家・高梨康治さん。
これまで、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』『超星神グランセイザー』『地獄少女』『怪〜ayakashi〜』『地球へ…』『一騎当千 Dragon Destiny』『FAIRY TAIL』『屍鬼』といった作品の音楽を担当されてきました。
『プリキュア』の華やかな音楽が印象的ですが、出身はへヴィメタル。ガンガンいく燃える音楽が得意な作曲家なのです。格闘技『PRIDE』のテーマ曲を書いた人、というと作風が想像できるでしょうか。その持ち味は『プリキュア』の戦闘曲や『一騎当千』シリーズ、『FAIRY TAIL』の音楽などに活かされています。
今回の特集本では、高梨さんに6時間にわたってインタビューを敢行。メジャーな作品から、あまり語られることのないレアな作品まで、作曲秘話やエピソードをうかがいました。
なかでも、〈ヘレン〉、〈六三四 Musashi〉などのバンド時代のエピソード、TVアニメ『いたずらなKiss』との不思議な縁、映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』のロシア録音のエピソードなどは、貴重な証言です。
また、特撮作品では『超星神グランセイザー』『幻星神ジャスティライザー』の2作品と、川北監督が手がけた人形特撮『かわいい!ジェニー』についてもお話をうかがいました。高梨さんの「怪獣愛」がうかがえるインタビューです。
全作品のディスコグラフィ、作品リストつき。
過去に刊行した『佐藤直紀読本』『池 頼広の世界』とともに、「21世紀の映像音楽作曲家シリーズ」と呼べる1冊になったと思います。
サークルスペースは
東 K-18a 劇伴倶楽部
師走の慌しい時期ですが、ご都合つきましたら、ぜひ来場ください。
「THE MUSIC OF IDEON」の在庫も持って行きます。