5月25日開催、「福田裕彦トークライブ featuring 高野二郎」終了しました!
たくさんのご来場ありがとうございました!
福田さんと井口昇監督による映画音楽の話、そして、高野さんを迎えてミニライヴ、と濃厚な3時間でした。出演者、スタッフのみなさま、ありがとうございました。お疲れさまでした!
↓告知文(記録として残しています)
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たくさんのご来場ありがとうございました!
福田さんと井口昇監督による映画音楽の話、そして、高野さんを迎えてミニライヴ、と濃厚な3時間でした。出演者、スタッフのみなさま、ありがとうございました。お疲れさまでした!
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続きを読む5月18日に阿佐ヶ谷ロフトAで開催されたイベント「出張スガラジ 渡辺岳夫と時代劇レコード大作戦」に足を運びました。
主催は時代劇研究家の春日太一さんと音楽家の貴日ワタリさん。さらにゲストに早川 優さんや時代劇ファンで知られるマンガ家の近藤ゆたかさんら。
トークを楽しみつつ、レコードプレイヤーでアナログレコードを聴くという、 サントラファンには実に興味深い内容でした。
「渡辺岳夫特集」では、直筆スコアや音楽メニューを紹介。また、生前、池田憲章さんが渡辺岳夫先生に取材したときの録音テープで、岳夫先生の肉声を聞かせていただきました。
後半は「時代劇レコード大作戦」。貴日さんが持ち込んだ300枚ものアナログレコードを次々と紹介。ジャケットを観ているだけでも飽きません。
「ロフトで開催するSoundtrackPub」という趣もあり、音楽系イベントの可能性を感じました。
主催者、出演者、スタッフのみなさん、お疲れさまでした。楽しませていただきました。
さて、来週25日は同じ阿佐ヶ谷ロフトAで「福田裕彦トークライブ featuring 高野二郎 〜特撮音楽大放談 Part2〜」です。こちらもお楽しみに。ぜひおいでください!
5月6日に上野の旧東京音楽学校奏楽堂で開催された「吹奏楽による奏楽堂の響き4」に足を運びました。
ほかではなかなか聴く機会のないプログラムを堪能するとともに、映像音楽の可能性についていろいろ考えさせられたコンサートでした。
毎回、意表をついた選曲にうならされる「奏楽堂の響き」ですが、4回目になって、ますますマニアックな領域に入っている気がします。
4部構成で、1部が「日本のテレビ・ラジオ音楽」。日本テレビの放送開始・終了時に流れる「鳩の休日」の音楽をはじめ、毎日放送オープニング、クロージングの曲(作曲:池辺晋一郎)、「FNNニューステーマ」(たかしまあきひこ)、「NNNニューステーマ」(黛敏郎)など、耳なじみは抜群だけど「コンサートでこんな曲を!」と思わせるような曲ばかりが登場。
続く2部は「3人の会の仕事」と題して、黛敏郎、芥川也寸志、團伊玖麿の仕事を紹介。ここは「奏楽堂の響き」らしいコーナーですが、選曲は映画『栄光への5000キロ』(黛)、ミュージカル『みつばちマーヤ』より「みつばちマーチ」(芥川)、天理教真柱御成婚記念として作曲された『おやさと大行進曲』(團)など、やはりマニアック。
第3部は「現代の作曲家達」として、三善晃が70年万博の開会式のために書いた『祝典序曲』、そして恒例の若手作曲家への委嘱作品として鹿野草平作曲「ファイヴ・コンビネーション」。
第4部は「北海道の作曲家」というくくりで、伊福部昭と佐藤勝の作品を紹介するという構成。
今回は、映像作品や公演・イベント用に作曲された作品が中心でしたが、演奏のみでもイマジネーションが広がります。日常ならざるテーマを与えられたときに作曲家が想像をはばたかせて音楽に結実させる。そこに映像音楽ならではの魅力・パワーが宿るのではないか、とあらためて思わせてくれるような演奏会でした。
同時に、こうした作品を聴こうと思うと、もう音源発掘⇒CD化という手段では限界があり、今回のような演奏会という形で発表することも考えていかないといけないのかなぁ…と思ったことでした。
もちろん、楽譜も残っていない作品も多く、コンサート用にスコアを起こす手間やコストもかかります。
けれども、なんらかの形で発表する機会を持たない限り、音楽作品は忘れられていく。聴かれることのない音楽は死んでいるのと同じです。「今」聴いてもらってこそ、価値があるわけです。
こうしたコンサートの開催が増えることを祈ると同時に、「自分もできる限りのことをやっていかなければ…」、そんなふうに思った夜でした。
☆<日本の作曲家専門レーベル スリーシェルズ>
過去に開催された「奏楽堂の響き」のライブCDを購入することができます。
◎日本の作曲家と吹奏楽の世界
今回の指揮・音楽監督:福田 滋氏の編著による作曲家名鑑。映像音楽の作曲家も多く取り上げられている。
公開中の映画『HOME 愛しの座敷わらし』のサウンドトラック盤が4月25日に発売されました。解説と作曲家インタビューを担当しています。
音楽はドラマ『相棒』の池 頼広さん。『相棒』のスタッフ・キャストが作り上げたファンタジー風味のヒューマンドラマです。
美しい東北の風景が心に沁みます。この風景を味わうだけでも劇場に足を運ぶ価値ありです。池さんの音楽はファンタジー色やサスペンス色は控えめに、情感主体の音楽でドラマを盛り上げる。音楽も映画の空気感に合わせるため、スタジオ録音の人工感を嫌い、わざわざホール(めぐろパーシモンホール)で録音されました。豊かな響きが家族の再生の物語を包み込んでいきます。
心の疲れた人に見てもらいたい映画、聴いてもらいたい音楽です。
4月29日に開催された「資料性博覧会05」、終了しました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!
新刊は渡辺宙明先生の東京アニメアワード2012功労賞受賞記念本でした。
またイベント等で販売します。
↓告知文(記録として残してます)
続きを読む映像音楽関係のライターとして、サウンドトラックCDの企画・構成・解説やDVD/Blu-rayの解説書、雑誌記事の執筆等を行っています。
劇伴倶楽部主催。
これまでの主な仕事は こちら
お仕事の依頼等は⇒ contact@soundtrackpub.com