9月23日開催、「佐橋俊彦トークライブ〜サウンドトラックの愉しみ〜』終了しました。たくさんのご来場、ありがとうございました!
会場はアジアン・レストランの<アジアン・タイペイ>。飲み物と食事とともにゆったりトークを楽しんでいただくという、これまでにないイベントになりました。
第1部では、佐橋さんの音楽的ルーツとなる「佐橋さんの好きなサウンドトラック」というテーマでお話をうかがいました。『サンダーバード』『謎の円盤UFO』のバリー・グレイがお好きという話はあちこちでされていますが、今回は意外なタイトルを含む洋画サントラを挙げていただきました。
◎男と女(1966)(フランシス・レイ)
◎ティファニーで朝食を(1961)(ヘンリー・マンシーニ)
◎午後の曳航(1976)(ジョニー・マンデル) *未CD化。DVDにリンクしています。
◎007 ゴールドフィンガー(1964)(ジョン・バリー) *日本盤廃盤
◎エアポート'75(1975)(ジョン・カカバス) *CD廃盤。DVDにリンクしています。
ジョン・バリーを除けば、じっくりとメロディを聴かせる渋いタイトルが並びます。ヨーロッパ系の作曲家が多いのも予想外。佐橋さんの意外なルーツを知ることができました。
そして第2部では、佐橋さんの膨大な作品の中から、自身が印象に残っている作品を挙げていただき、そこから広がる形でサントラづくり全般についてうかがいました。
◎ゲンジ通信あげだま(1991) *廃盤
初めて手がけたTVアニメ作品です。
◎THE ビッグオー(1999/2003) *廃盤
監督と趣味が一致して楽しくできた作品。
◎星獣戦隊ギンガマン(1998) *廃盤
戦隊2作目で同世代のスタッフと仕事をする楽しさを味わった作品。
『ギンガマン』のお話では、戦隊シリーズの選曲・録音の宮葉勝行さんに飛び入りで出演いただき、当時のエピソードなどをうかがいました。
このほか、『ウルトラマンガイア』『仮面ライダー電王』『ちりとてちん』などのタイトルも挙げていただいていたのですが、残念ながら時間切れとなりました。また機会があれば続きをうかがいたいと思います。
「サウンドトラックの愉しみ」という副題をつけた今回のトークライブ、「サウンドトラックを聴く愉しみ」と「サウンドトラック創る愉しみ」を知っていただくイベントになってのではないかと思います。そして「サウンドトラックを語る愉しみ」を会場のみなさんと共有できたなら、主催者として大変うれしいです。
お忙しい中、出演を快諾いただいた佐橋俊彦さん、打ち合わせもなしに飛び入り出演いただいた宮葉勝行さん、会場を提供していただいたアジアン・タイペイさん、そして、出演者、スタッフのみなさま、ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
↓告知文(記録として残しています)
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