『魔法つかいプリキュア!』のサントラ第1弾、「魔法つかいプリキュア! オリジナル・サウンドトラック1 プリキュア・ミラクル・サウンド!!」が5月25日にマーベラスから発売されました。構成・解説・インタビューを担当しています。
音楽は「プリキュア」シリーズ4年目となる高木洋さん。
生楽器をふんだんに使った音楽は、前作「Go! プリンセスプリキュア」のサウンドを引き継ぎつつ、魔法ものらしいファンタジーテイスト多めのサウンドになっています。
プリキュアの4つのスタイル(ダイヤ、ルビー、サファイア、トパーズ)に合わせて、変身BGMと必殺技BGMも4タイプ作られているのが大きな特徴。番組 の聴きどころとなる音楽なので例年いちばん力を入れるところだが、今年はそれが4つずつある! これには大変苦心したそうです。
この変身BGMと必殺技BGM、昨今のアニメ音楽には珍しく、ドラムとベースを生楽器で録音しています(昨今はリズムは打ち込みで済ませることが多い)。
しかも、演奏したドラマーとベーシストは佐藤直紀さんが音楽を担当していた初期のプリキュア(『ふたりはプリキュア』〜『Yes! プリキュア5
GoGo!』)の音楽録音でドラムとベースを担当した方なんですって。ご指名ではなく偶然だったとか。奇しき縁ですね。
もちろん、サントラには4種類すべて入れました
また、今作も変身BGMに女声コーラスが入っていますが、今年は高木さんならではの豪華なツイン・ヴォーカルになっています。誰が歌っているかは買ってのお楽しみということで…。
古くからの「プリキュア」ファンにとっても感慨深い作品になりました。