『ベルサイユのばら』の最初の音楽アルバム「ベルサイユのばら オリジナル・サウンドトラック 薔薇は美しく散る」のハイレゾ配信が始まっています。
CD「ベルサイユのばら 音楽集[完全版]」を作るときに、このアルバムのオリジナル・アナログマスターから24bit/96kHzのハイレゾ音質で取り込んで音を作り込み、16bit/44.1kHzのCDフォーマットに変換しているんです。
CDで聴いても旧CDよりも格段に音がよくなっているのがわかると思いますが、CDフォーマットにする前のハイレゾ音源はさらに音がいいはず。いったいどんな音だったんだ!?と思われる方も多いでしょう。
その音が聴けるわけですよ。
★MORA
などの代表的なハイレゾ配信サイトで購入することができます。
フォーマットは24bit/96kHzのFLAC。対応するプレーヤーアプリをインストールすれば、PCでもスマホでも聴くことができます。本来ならハイレゾ対応のイヤフォンやヘッドフォンで聴くのがお奨めですが、ふつうのヘッドフォンでも明らかに音が違って聴こえると思います。
音の粒立ちが細かくなり、楽器の音やヴォーカルがより明瞭に、広がりを持って聴こえる。プレイヤーの息づかいが聞こえるような臨場感が体験できるはずです。
ぜひお試しください。
ハイレゾとは関係ありませんが、この場を借りて「ベルサイユのばら 音楽集[完全版]」のブックレットの解説の誤記について記しておきます。
DISC3のトラック11「愛の光と影 -秘めた恋-」(M53)を「第25話でオスカルがドレス姿で舞踏会に現れる場面の曲」と紹介していますが、発売後に熱心な「ベルばら」ファンの方から「その場面は違う曲では?」というご指摘をいただきました。
調べたところご指摘の通り、正しくは、エンディング主題歌アレンジの別の曲(M27)が使用されていました。お詫びして訂正します。
M53はその場面に使用された曲ではありませんが、アルバムの構成上、「その場面をイメージして同じエンディング主題歌アレンジのM53を選曲した」と読み替えてお楽しみください。
なお、TVシリーズではM27が短く使われているだけですが、劇場版では同じくエンディング主題歌アレンジのM52がずっと流れ続ける演出になっていて、より哀感が際立つ場面になっています。