コミックマーケット90、2日目の13日(土)に参加しました。
「劇伴倶楽部」ブースにたくさんのご来場、お買い上げ、応援、ありがとうございました!
当日はルノホートさんの委託本「ウルトラマンタロウ 〜流用音楽の世界〜」も頒布しました。
ご縁がありましたら、またコミックマーケット91でお会いしましょう!
↓告知文(記録として残しています)
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「劇伴倶楽部」ブースにたくさんのご来場、お買い上げ、応援、ありがとうございました!
当日はルノホートさんの委託本「ウルトラマンタロウ 〜流用音楽の世界〜」も頒布しました。
ご縁がありましたら、またコミックマーケット91でお会いしましょう!
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続きを読む8月10日、11日の両日にわたって開催されたエリック・セラ LIVE in JAPANの11日の回に行ってきました。
セラは過去にも映画のプロモーションなどで来日してますが、公演(ライブ/コンサート)はこれが初めて。
予想以上にロックな、パワフルなライブでした。
「コンサート」でなく「LIVE」というだけあって、完全なバンド編成。
ギター×2(1人はセラ自身)、ドラムス、パーカッション、キーボード、サックスの6人。
しかし、打ち込みのバックトラックを流しながらの演奏なので、薄い印象はない。音の広がり、音圧とも申し分なく、迫力の音量にレーザー光線がびしばし飛び交うさまは、サントラのコンサートというより、ロック・コンサートのよう。そのわりに会場のノリがまったりしてて、セラはちょっとやりにくかったかもしれません。
曲は『ニキータ』『フィフス・エレメント』『007 ゴールデンアイ』『レオン』『サブウェイ』『アーサーとミニモイの不思議な国』『グラン・ブルー』『ルーシー』など。「007」以外は、すべてリュック・ベッソン作品です。
インスト曲だけでなく、セラのヴォーカル曲も交えての13曲+アンコール2曲。
セラはギター演奏だけでなく、シンセのオペレーションも自身でやり、時にはパーカッションも叩いたり、ヴォーカルも聴かせてくれたりと大活躍。
日本大好きというだけであって、日本語のMCもがんばってました。
スクリーンに映像を映しながらの演奏は大いに盛り上がりましたが、つい映像に観入ってしまって肝心の演奏に集中できない場面もあったのはもったいなかった(個人的に)。
でも、サントラとはまた違ったアレンジ、編成での演奏は、ライブならではの興奮と驚きがあって、わざわざ足を運ぶ価値はあったと感じた満足の内容でした。
終演後のアフター・トークショーがなかなか興味深かったです。
セラ曰く、
「ギターを始めたのは5歳のとき」
「16歳の頃にはプロのミュージシャンとして活動していた」
「父がギタリストだったので、家の中ではさまざまな音楽があふれていて、自然と音楽に親しんでいた」
「リュック・ベッソンとは、互いに10代のときにスタジオで出会った。女性歌手の知り合いとしてスタジオに来ていたのがリュック・ベッソンだった。のちに彼が初めて自主映画を作った時、音楽を依頼された。自分にとっても、それが初の映画音楽だった」
「音楽の発想がどこから生まれるのか、自分でもよくわからない。音楽学校に通ったことはなく、作曲・編曲は独学で学んだので、音楽の理論的なことは知らない。音の付いていない映像を観ながら、感情に合う音楽を作り出す(というようなことを言っていた)」
「作曲は孤独な作業。いちばん楽しいのは演奏しているとき」
聞き手のお姉さんが日本的なふわっとした質問をするので、セラがたびたび、「質問はなんなの?」と聞きかえしていたのが面白かった。
通訳の女性にスポットが当たるように椅子を下りてみたり、「これからやりたいことは?」という質問に、聞き手のお姉さんの肩を抱いてみたりと、おちゃめな一面が見られて、「エリック・セラって面白い人?」と思っていしまいましたよ。かなり印象が変わりました。
セラの最後の言葉は日本語で「また逢いましょう」。次回の来日公演を楽しみにしています。
◎ベスト・オブ・エリック・セラ
※会場でも販売されていた2枚組ベスト盤。今回の演奏曲も多数含まれてます。
<Set List>
続きを読む映像音楽関係のライターとして、サウンドトラックCDの企画・構成・解説やDVD/Blu-rayの解説書、雑誌記事の執筆等を行っています。
劇伴倶楽部主催。
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