2021年02月13日

「和田薫 アニメ音楽の世界」動画配信

和田薫 アニメ音楽の世界

 2020年10月9日に開催された「トークぷらすライヴ Vol.12〜和田薫 アニメ音楽の世界〜」の動画配信プロジェクトがFamneatsで立ち上がっています。

 当日会場に行けなかったファンも動画で試聴できるクラウドファンディングプロジェクトです。

 以下、サイトより。

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「犬夜叉」をはじめ、10月開始の「半妖の夜叉姫」の音楽を手掛けた作曲家の和田薫さんをゲストに迎えた「トークぷらすライヴ」は、90年代初期の「3×3EYES 」 から最新作までの代表的なアニメ音楽を網羅。レコーディングミュージシャンの演奏とコアな和田さんのトークを「動画で視聴」いただけるプロジェクトを立ち上げました。
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 動画視聴プランは2000円から。
 視聴チケット販売終了は2月15日23:59までと迫っていますので、お早めに。

 視聴期間は2021年2月20日23:59までです。
 申し込みは下記URLから。

 https://fanbeats.jp/projects/119

posted by 腹巻猫 at 06:12| ライブ/コンサート

2021年02月07日

銀河鉄道999 シネマ・コンサート

 銀河鉄道999 シネマ・コンサート写真

 2月6日、東京国際フォーラム・ホールAで開催された「銀河鉄道999 シネマ・コンサート」に足を運びました。
 劇場版『銀河鉄道999』全編を上映しながら、音楽を生演奏するイベントです。

 すばらしかったです。
 オリジナルは60人超のオーケストラにバンド(ドラム、エレキベース、ギター、ピアノ)とコーラスが加わる編成。ステージを見た限りでは、かなり忠実に再現されてました。

 ハープもチェレスタも生。
 混声合唱は男声5人に女声7人。
 女声スキャット(オリジナルでは伊集加代子さん)を担当したヴォーカルの小此木麻里さんがよかった。これがなければ「999」じゃないというくらいの聴かせどころです。小此木さんは中盤の挿入歌「やさしくしないで」の歌唱も担当。憂いのある歌い方がオリジナルのかおりくみこさんを思わせてぐっときました。

 演奏もさることながら、PAがすばらしい。セリフと音楽、どちらもよく聴こえ、互いにじゃまをしない。生ギターもしっかり聴こえるし、バンドとオーケストラのバランスもよかった。
 東京国際フォーラムでは「007」や「スター・ウォーズ」など、数々のシネマコンサートをこなしているので、ノウハウが蓄積されてるんでしょうね。これはむしろ、日本発のシネマ・コンサートとして海外に輸出してほしいです。

 青木望先生の音楽、あらためて、ぜいたくだなぁと。弦をたっぷりつかったクラシカルな曲もあるし、バンド編成の曲、民族音楽調、ウエスタン調など多彩。いくつかのテーマを設定して、そのアレンジを散りばめる古典的な手法ですが、メロディがどれも耳に残ります。

 公開当時はサウンドトラックの聴きどころを抜粋・構成して「交響詩 銀河鉄道999」として発売されたわけですが、これを機会に全曲入りで「交響詩 全曲版」として再発してもよいのでは。過去に全曲収録したCD「Eternal Edition」がありますが、あれはあくまでサウンドトラック・アルバム。「交響詩」として聴きたいなぁと思うわけです。

posted by 腹巻猫 at 10:59| ライブ/コンサート