2004年4月号から続いてきた月刊「Newtype」(角川書店)の連載コラム、今発売中の3月号をもって終了することになりました。
最初は「空想音楽探偵団」のタイトルで、2006年1月号からは「作曲家名鑑」、2008年5月号からは「劇伴(劇盤)最前線」とタイトルと内容を変えて書かせていただきました。
延べ連載回数は60回。まる5年間でした。
ずっとサントラにこだわってきたコラムでしたが、サントラの人気がいまひとつのこの時代、出番は終わったというところでしょうか。
「ガンダム」「マクロス」「エヴァ」といった売れ筋ではなく、あまり注目されてない作品や作家を積極的に取り上げて、サントラの面白さ、楽しみ方を読者に知ってもらえたらと思って書いていましたね。
はっ、だから人気なかったのかも…(^_^;
800字に満たないコラムのために作曲家に取材に行ったりして、個人的にも楽んだ仕事でした。
最後の1年は、サントラを取り上げる「劇伴最前線」とドラマCDを取り上げる「劇盤最前線」と、1ヶ月おきに交代に連載という形式でした。
サントラ冬の時代の象徴でしょうか。
最終回で取り上げたのは、「Yes! プリキュア5 GoGo!」。
私の仕事です…。
これで最後とは思ってなかったんですけど、記念になりました。
私のささやかな連載で、「おすすめのサントラを聴いてみた」「サントラに注目するようになった」という人が一人でもいてくれたらうれしいです。
またどこかでお目にかかりましょう〜